スノボウェアを買おうと思っているんだけど、種類が多すぎて迷う~~!
ウェアは種類によって着やすさや動きやすさも変わってくるから、ちゃんと選んだ方がいいよ!
そうは言ってもどういうところを気にして選べばいいのかわかんないよぉ。
それなら女性・男性別にスノボウェアの選び方をまとめてみるから、その情報を参考にしながら選んでみたらどうかな?ついでにレンタルや洗濯についても教えちゃうね!
スノボウェアでよく耳にする専門用語を解説
スノボウェアを選ぶ前に知っておきたいのが、ウェアに関連する専門用語です。ウェアの機能を表しているので、覚えておくと便利ですよ。
1.パウダーガード
ジャケットやズボンの袖や裾の内側についていて、雪の侵入を防ぐ役割があります。特にスノボはゲレンデに座ることも多く、ウェアの中に雪が入ると一気に体が冷えてしまいます。パウダーガードによって雪から身を守ることはとても重要です。
2.ベンチレーション
ウェアの内側には熱が籠ることも多く、温度や湿度が高くなりがちです。そんな時、このベンチレーションを開閉することで無駄な熱を外に逃がすことができます。より快適にスノボを楽しみたいなら、ベンチレーションにも注目しましょう。普通はジャケットの脇部分やズボンの太もも部分にファスナーがあるので、それを目印にしてください。
3.サイドスリット
サイドスリットとは、主にファスナーで開閉できる部分のことです。ズボンの裾についていることが多く、近年はスナップボタンによって開閉できるタイプもあります。これはブーツをすばやく脱いだり履いたりできるのでおすすめです。また、滑っている最中はサイドスリットを閉め、それ以外は開けておくなど、換気だけでなくリラックスするためにも活用できます。
4.ウエストベルト
お腹回りや腰回りを自由に調整できる道具です。ゲレンデではウェアの着脱をすることも多く、その際にウエストベルトがあるとスムーズに着脱できます。また、自分の体型にぴったりなサイズに調節することもできるため、インナーとアウター含めてベストな状態にしたい時にも便利な機能です。
これだけは知っておきたいスノボウェアの選び方
1.サイズで選ぶ
スノボウェアで一番重要なのがサイズです。ウェアは中に厚着をすることも多いため、大きいサイズのものを選ぶのが良いという人もいますが、大きすぎるものは危険です。余った袖や裾がどこかに引っかかる恐れや、ウェア本来の機能を発揮できなくなることもあります。そのため、基本的には普段着ているアウターと同じサイズのものを選びましょう。ただ、あまりにもぴったりだと逆に窮屈に感じてしまうため、気持ち大きめのサイズでも問題はありません。
2.デザインで選ぶ
ウェアはそれぞれデザインが大きく異なります。例えば、ウェアの中にはフードがついているものとついていないものもあります。フードがないと、天候が悪化した際に雪や雨を防げません。ニット帽や耳当てでは、首や肩を守れないこともあります。雨や雪で濡れてしまうと体温が一気に低下して、低体温症になってしまうこともあります。ウェアはフード付きのものを選びましょう。また、雪山は天候の変化も激しいため、遭難するリスクもあります。そのため、ウェアの色は派手で目立つものにしましょう。吹雪の中でも見つけてもらえるよう、派手なビビットカラーなどがおすすめです。寒色系だと目立たないので、レッドやイエロー、オレンジなど暖色系のウェアを選ぶようにしましょう。ゲレンデでも目立つ色であれば、友人や恋人同士でも見分けがつきやすいので、みんなで遊びに行く時にも意外と便利だったりします。近年はオシャレなデザインのものもあるので、自分の好みも含めて選んでみてください。
3.ポケットで選ぶ
わざわざロッカーとゲレンデを行き来して荷物を整理するのは大変ですよね。そのため、リフト券などのチケットやちょっとした小銭を入れておくためのポケットは意外と重要です。お菓子など軽食や絆創膏、薬などもあると便利なので、ポケットの数が多いウェアを選びましょう。
4.素材で選ぶ
ウェアは素材によって快適性が180度変わることもあります。例えば、防水性や透湿性、防風性にも優れているGORE-TEX(ゴアテックス)は、近年人気の素材として多くのウェアに採用されています。優れた素材であれば、雨や雪、風の影響も受け流せるなどの機能を発揮できます。特にスノボ初心者はたくさん転びます。ゲレンデに座って休憩することもあるため、防水性は必須です。知らない間に濡れていることもあるので、できれば耐水圧10,000mm以上のものを選ぶのがおすすめです。また、ウェアを着用したまま動くと大量に汗をかくため、それらを外へ逃がしてあげることも必要です。透湿性が5,000g/m2/以上あるものを選ぶと良いでしょう。
5.機能で選ぶ
前述した機能はウェアによってあるものとないものがあるため、購入の際に確認しましょう。「パウダーガードとサイドスリットは絶対ほしい!ベンチレーションはどっちでも良いかな」など、自分の中で機能の優先順位を決めると選びやすくなりますよ。
6.値段で選ぶ
スノボ初心者には「まだ本格的に始めるわけじゃないし安いものでいいか」と考えてしまう人もいます。しかし、初心者だからこそ逆にしっかりしたウェアを選ばないと危険です。値段によって機能に天と地ほどの差があることも多いので、予算としては2~3万円を目安にしてください。あまりにも安いウェアだと、防水性や透湿性、防風性もほとんどなくて後悔することも。少し背伸びしたくらいのウェアを選ぶのがちょうど良いです。
セットで必要ということならレンタルもおすすめ
ウィンタースポーツを本格的に始めるとなると、数万円以上の予算が必要です。購入して揃える余裕がないなら、レンタルを活用するのもおすすめです。レンタルであれば、スキー場によって異なりますがボードセットとウェアで1万円を切ることもあります。しかし、レンタルだと自分に合うサイズがない、混雑時は目当てのものがすでに貸し出されている…なんてこともあるかもしれません。もしこれからゲレンデに何度も行くということなら、レンタルよりも購入してしまった方がむしろ安上がりです。どうしても購入する踏ん切りがつかないなら、試しにレンタルして使用感を確かめてから購入するのも良いかもしれません。予算と相談しながら決めてみてください。
実は簡単に手入れできる!ウェアの洗濯の仕方
スノボウェアは洗濯機で洗うと破けてしまうこともあるため、手洗いが基本です。洗濯が面倒だからと放置していると、汚れや匂いが残ってしまうことがあります。また、汗などで雑菌やカビが繁殖することもあるので、使う度に洗濯するのが理想です。では、どうやって洗濯したら良いのでしょうか。まずは、ウェアに記載されている洗濯表示を確認しましょう。ウェアによっては家庭で洗濯できない場合もあります。洗濯表示を必ず見て、手洗いできるかどうかなども確認しましょう。確認したら、以下の手順で洗濯していきます。。
1.アウトドアウェア用の洗剤などで洗濯液を作る
2.空気を押し出しながらウェアを洗濯液に浸す
3.ウェアを軽く揉みながら押し洗いする
4.全体が洗えたら脱水する
5.軽くすすいで再び脱水する
6.最後は2日~3日ほど日陰干しさせて終了
初心者の場合は自宅での洗濯が難しい場合もあるため、その場合は近くのクリーニング店に相談してみるのも良いかもしれません。
ぴったりなスノボウェアを見つけてスキー場を楽しもう!
ウェアも大切なスノボ用具です。レディースもメンズも、サイズやデザインだけではなく素材や機能も考慮して選びましょう。値段もそれ相応のものを購入するのがおすすめです。快適にスノボを楽しめるよう、自分にぴったりなスノボウェアを選びましょう。
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