日本有数の豪雪地帯、新潟県。そんな新潟県のスキー場では、パウダースノーを存分に楽しむことができます。転んでも痛くないふわふわの雪なので、スノーボーダーがスノーパークデビューするにもぴったり。この記事では、新潟県のスノーパークが充実したスキー場を紹介します。かっこよくトリックを決めてくださいね。

スノボの行きたいと思ってるんだけど、おすすめのスキー場はある?
スノボでどんなことがしたいの?パウダースノーが積もったゲレンデを滑るとか、パークで遊ぶとか…。


うーん、どっちもしたいな!
欲張りだね(笑)。それなら、新潟県のスキー場はどうかな。豪雪地帯だから雪はふかふかだし、パークが充実しているスキー場も多いよ。


わー!条件にぴったり!早速おすすめスキー場を教えて!
じゃあ、新潟県のパークが充実したスキー場を9ヶ所紹介するね。

スノーパークとは?ルールやアイテムを知ろう
スキー場へ行くと、金属のレールの上をスノーボーダーが滑り抜けて行ったり、ジャンプ台から派手に飛び出したりしているのを、見たことがあるのではないでしょうか。スノボやスキーでさまざまなアイテムを使って遊ぶことができる場所を、「パーク」と呼びます。スノーパークには「ディガー」と呼ばれるスタッフがいます。その日の積雪状況や天候にあわせて、パークをメンテナンスしています。今シーズン初めてパークデビューする人のために、パークで遊ぶ際のルールやアイテムについて解説します。
事故なく安全に遊ぼう!パークのルールとは
パークで楽しく安全に滑るためには、決められたルールを守りましょう。パークが通常のゲレンデと異なるのは、アイテムを使ってトリックを決めたり、ジャンプをしたりといった行為をするところ。滑るのとはまた違った動きをするので、事故や怪我がないよう次のようなルールに従いましょう。
・パークでは必ずヘルメットやプロテクターを装着しましょう。転倒や着地失敗による怪我を防ぐためです。
・アイテムの着地点では立ち止まらないこと。後続の人とぶつかって怪我をする恐れがあります。
・アイテムにエントリーする順番を守りましょう。自分勝手に飛び出すと、ほかのスノーボーダーと接触しかねません。
・パークを利用する際は、お互いに迷惑にならないよう気をつけましょう。
そのほか、スキー場ごとに決められたルールがある場合には、必ず従うようにしましょう。
スノボパークに設定されているアイテムを解説
・ハーフパイプ
ハーフパイプはオリンピック種目になっているため、知っている人も多いのではないでしょうか。雪面をU字状にくり抜いて作られるハーフパイプは、設置するのに広いスペースと特殊な重機が必要です。そのため、設置しているスキー場は限られています。斜面を普通に滑ることができれば子どもでも入ることは可能。パークデビューをする人にとっては一番とっつきやすいアイテムかもしれません。
・キッカー
キッカーは、パークの中に設置されたジャンプ台。飛距離が出ない小さなものから、10m以上も飛距離が出るようなビッグキッカーまで、大きさはさまざまです。初心者向けのパークが設置されているところでは、ポコジャンと呼ばれる「フワッ」とした浮遊感を得られる程度の小さなジャンプ台を有しているところもあるので、そこから挑戦を。
・レール
レールとは、手すりのような細長い金属の上を滑るアイテムです。細長いレールの上は安定感がなくバランスを取るのが難しいので、中・上級者向け。初級者はビギナー向けのパークで練習するとよいでしょう。
・ボックス
ボックスはその名の通り、細長い箱型のアイテムです。ボックスの幅によって種類が分かれており、ワイドボックス、ナローボックス、Tボックスなどがあります。幅が狭いナローボックスは中・上級者向け。初級者はワイドボックスから始めるのがおすすめです。
・ウェーブ
波状になった雪面を滑るウェーブ。初心者でも気軽にトライできるアイテムです。特に、スキー・スノボの初心者は、ウェーブの形状に沿って滑ることで体重移動の練習にもなりますよ。中・上級者なら、ウェーブに合わせてグラトリを決めたいですね。
<スノーパークについてさらに詳しい記事はこちら♪>
スノボパークとは?知っておきたい基本ルールとアイテムと技の紹介
ビギナー向けパークが充実「Mt.Naeba」
Mt.Naebaのスノーパーク「Naeba Snow Park」は、スノボでパークに入るのは初めてという初心者をはじめとするビギナー向け。大きく、バンクドスラロームとスロープスタイルコース分かれています。スロープスタイルコースには、5mのテーブルトップ、キッカー、8mジャンプなどのアイテムが。また、レールやボックス、チューブなども充実しています。初級者が多いパークなので、トリックに失敗しても大丈夫。その代わり、周りをよく見て、衝突や接触に気を付けるようにしましょうね。
※Mt.Naebaでは新型コロナウイルス感染拡大の影響により、2021年1月18日より2月上旬までの間、臨時休業となっています。営業再開については公式サイトをご確認ください。
Mt.Naebaのツアーを探す【Mt.Naeba】
住所:新潟県魚沼市湯沢町三国
URL:http://www.princehotels.co.jp/ski/naeba/
アクセス:関越自動車道 月夜野ICから約33Km (約50分)
「Mt.Naebaスキー場を拠点にするなら?おすすめの宿6選★温泉あり」はこちら
入念な整備で滑りやすさ抜群!「上越国際スキー場」
上越国際スキー場では、長峰ゲレンデにスノーパークがオープンしています。ディガーが毎朝整備しているため、滑りやすさは抜群。パーク系ライダーに人気のビッグキッカーをはじめ、ボックスやレールなどのジブ系アイテムも充実しています。2020−2021シーズンはパーク初心者向けの小さなキッカーも登場。入門者から上級者まで、幅広いレベルのパーク系スノーボーダー、スキーヤーに対応しています。
上越国際スキー場のツアーを探す【上越国際スキー場】
住所:新潟県南魚沼市樺野沢112番地1号
URL:http://www.jkokusai.co.jp/
アクセス:関越自動車道 塩沢石打ICから約6km (約7分)
「上越国際スキー場で宿泊するならここ!人気のおすすめホテル5選」はこちら
レベルアップにぴったり!「舞子スノーリゾート」
舞子スノーリゾートでは、ビギナーからエキスパートまで幅広く楽しめるハイクオリティースノーパーク「MAIKO SNOW PARK “GARDEN”」が人気です。パークはレベルが異なる「MAIN PARK」と「STEP UP PARK」の2つ。スノーボードプロ集団がプロデュースする「MAIN PARK」は中・上級者向け。6m、6m、5mのキッカーが連続する3連キッカーをはじめ、6mのフラットレール、ダウンレール、ボックスなど、腕を試すには絶好のアイテムが続きます。パーク初心者がスキルを磨くなら、「STEP UP PARK」へ。3mキッカーやワイドボックスといったエントリーアイテムで練習しましょう。
舞子スノーリゾートのツアーを探す【舞子スノーリゾート】
住所:新潟県南魚沼市舞子1819-79
URL:http://www.maiko-resort.com/winter/
アクセス:関越自動車道 塩沢石打ICから約1km (約1分)
「舞子スノーリゾートで宿泊するならここ!温泉も♪人気のおすすめホテル5選」はこちら
地形をいかした第三のパークが登場「神立スノーリゾート」
シーズンを通して積雪が安定している神立スノーリゾートでは、中・上級者、初級者とレベル別にスノーパークを設置。中・上級者向けは、サイズ別のキッカーや豊富なアイテムが揃えられた「Sclover Park」へ。自分のレベルに合わせたアイテムで練習すれば、スキルアップにつながります。初めてパークに入る人やアイテムに挑戦する人は、初心者専用の「HIKE UP Park」がおすすめです。また、2020−2021シーズンからは、ウェーブなど地形をいかしたアイテムで遊べる「Mountain Wave Park」が登場。自然を相手にビッグなトリックを決めて。
神立スノーリゾートのツアーを探す【神立スノーリゾート】
住所:新潟県南魚郡湯沢町神立4121-1
URL:http://www.kandatsu.com/
アクセス:関越自動車道 湯沢ICから約1km (約3分)
「神立スノーリゾートで宿泊するならここ!人気のおすすめホテル4選」はこちら
プロボーダーも訪れる「石打丸山スキー場」
「石打丸山スキー場」はとにかくパークが充実。「広さ」「アイテム数」「クオリティー」どれもが国内トップクラスです。エキスパート向け、ビギナー向けに2つのパークを設置。初心者はもちろん、プロとして活躍するスキー・スノーボーダーまで幅広いレベルのパーク系ライダーが訪れています。中・上級者は全長500mに及ぶビッグな「メインパーク」へ。10m・15mのビッグキッカーや、タテヨコにアプローチできるジブ系アイテムなど、遊び方を選びません。初級者は、パーク未経験者でも楽しめるように設計された「ビギナーパーク」へ。1〜5mの小さなキッカーからワイドボックスまで、気軽に挑戦できるアイテムが揃います。世界最大級のハーフパイプ「ガンホーモンスターパイプ」にもぜひ挑戦を。
石打丸山スキー場のツアーを探す【石打丸山スキー場】
住所:新潟県南魚沼市石打1655
URL:http://www.ishiuchi.or.jp/
アクセス:関越自動車道 塩沢石打ICから約3Km (約5分)
幅広いレベルに対応した「妙高杉ノ原スキー場」
積雪量が豊富でパウダースノーが楽しめる妙高杉ノ原スキー場は、初級者から上級者まですべてのレベルに対応する「Sugi Park」が設置されています。パノラマゲレンデ内にあるパークはアイテムのバリエーションが豊富。自然の地形をいかし、レールやボックスなど30ものアイテムが揃っているため、いろんな遊び方をすることができます。
妙高杉ノ原スキー場のツアーを探す【妙高杉ノ原スキー場】
住所:新潟県妙高市杉野沢272
URL:http://www.princehotels.co.jp/ski/myoko/
アクセス:上信越道・妙高高原ICより約5km(約10分)
「妙高杉ノ原スキー場は魅力いっぱい!周辺宿泊施設と飲食店の紹介も♪」はこちら
子どもも一緒に楽しめる「タングラムスキーサーカス」
タングラムスキーサーカスのパークは、第3リフトを挟んでマルチプレイライン側とハートランドライン側に分かれています。マルチプレイライン側には、ワイドウェーブや2連バンク、ポール、キッカーといった人気アイテムが。ハートランドライン側にはスモールウェーブが設置されています。ビギナーやキッズも楽しめるレベル設計なので、ファミリーで挑戦するのもいいですね。子どもが滑走する場合には必ずヘルメットを装備し、保護者が同伴のもとで楽しみましょう。
タングラムスキーサーカスのツアーを探す【タングラムスキーサーカス】
住所:長野県上水内郡信濃町古海3575-8
URL:http://www.tangram.jp/
アクセス:上信越道 信濃町ICより約10Km (約15分)
ワイドな斜面が広がる「妙高高原池の平温泉スキー場」
全国トップレベルのワイドな斜面が広がり、さまざまなレベルのボーダー・スキーヤーが訪れる妙高高原池の平温泉スキー場。妙高高原池の平温泉スキー場のスノーパーク「Ikenotaira Park」は、上越妙高エリアでも人気No.1。雪面からそのままアプローチできるボックスやレールが設置されているので、初・中級者が練習するのにもおすすめ。ボックスやレールといった人気アイテムを縦のラインにレイアウトしてあるので、1回のランで挑戦できるアイテム数が多く、流すのが楽しいパークです。
妙高池の平スキー場のツアーを探す【妙高高原池の平温泉スキー場】
住所:新潟県妙高市関川2457-1
URL:http://www.ikenotaira.info/
アクセス:上信越自動車道妙高高原ICから約5分
レベルアップしたい人にぴったりな「GALA湯沢」
アクセスの良さからも人気が高いスキー場「GALA湯沢」では、初級者から中級者向けのアイテムが充実したスノーパークを北エリアに展開。パークデビューをするという初心者は、ローマンホリデー下部にある「道場パーク」へ。初心者向けのキッカーやジブアイテムが設置されており、ビギナーの練習にはぴったり。ローマンホリデー上部には、ちょっとパークに慣れてきた初級者から中級者が楽しめるボックス、レールなどジブアイテムを縦型に設置して、1ランで楽しく流せる工夫がされています。パークスキルをステップアップさせたい人におすすめです。
GALA湯沢のツアーを探す【GALA湯沢】
住所:新潟県南魚沼郡湯沢町大字湯沢字茅平1039-2
URL:http://www.galaresort.jp/winter/index.html
アクセス:「ガーラ湯沢」駅直結
パウダーとパークを満喫!新潟のスキー場を楽しもう

新潟のスキー場って、パウダースノーもスノーパークも欲張りに楽しめそう!
うん。1日通して雪遊びを満喫できると思うよ。


ダイナミックなスキー場が多いし、いろんな楽しみ方ができそうだね。
怪我がないように、気をつけてね。行ってらっしゃい!

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