スキーツアー・スノボツアーを探す スノボシーズン到来!各地のスキー場が続々とオープンし、CMや広告を見るたびにスノボ熱が高まります。スノボに行く時、まず考えるのがスキー場と交通手段です。一緒に行くメンバーや家族、お子さんの年齢によっても変わってくるでしょう。今回は、金額をできるだけ安く抑えられる日帰りスノボ旅行についてご紹介します。

ねぇねぇ、スノボ滑りに行きたいね。

わあ、行きたい!行きたい!でもお金ないからなあ。

近めのスキー場に行くバスツアーが安いみたいだよ。

うーん、バスツアーってどのくらいお得なのかな?本当に車で行くより安い?よーし!調べてみよう!

スノボに行くなら、どこへ行く?何で行く?

いよいよウィンタースポーツのシーズンがやってきました。近年は雪の量が少なくて消化不良気味だった方も、今シーズンは12月からしっかりと積雪が観測されているので、テンションが上がっているのではないでしょうか?最近は「全コーススノボ滑走OK」のスキー場が増え、初心者でもトライしやすいレールやボックスを設置したスノーパークも多くなりました。スタッフが常駐し、よりかっこよくクリアするアドバイスをしてくれるパークもありますよね。
いざ「スノボをしよう!」と考えた時、まず悩むのが「どこのスキー場へ行くのか」です。毎年シーズンパスを買って通い詰めるほどならお気に入りのゲレンデがあるわけですが、年に数回しか行かない人はまずゲレンデを決めることから始まります。同時に問題となるのが、『交通手段』です。雪道の運転に自信があり、ギアやウエアも揃っているならマイカーもいいでしょう。友達と乗り合わせて行くのも楽しいです。また、お子様が一緒だと荷物が多くなりがちなので、マイカー、もしくはレンタカーも便利ですよね。そして、電車。こちらも旅行気分を味わいながら、ゲレンデへ向かうことができます。時間優先の方は特急や新幹線を使うと便利です。
しかし、一番金銭的に安く抑えられるのが「バス」です。朝出発のものと夜行バスの2パターンあり、集合場所からスキー場まで一度も降りることなく行けることが魅力です。さらに、ツアーはリフト券付きがほとんどで、ギアやウエアのレンタルもセットにできることがほとんどです。「いつでもメンテナンスばっちりのボードを使いたいから」と、毎回レンタルという方も少なくありませんよね。個人で行く場合、スキー場に着いてからチケットセンターに並んだり、レンタル申し込みの列に並んだりと、なかなかゲレンデへ出られません。ツアーならすでに支払いが済んでいるので、チケットを引き換えてギアやウエアを借りるだけの手間で終わります。その上、個人でリフト券を購入したり、レンタルを利用したりするより、総合的にみて安くなります。中にはランチチケットや日帰り入浴券が付いているツアーもありますよ。ギアを持参する人も、重い思いをせずにスキー場へ往復できるというのは魅力ですよね。ギアを持って電車の乗り換えは、結構な重労働です。車と違って運転することなく、ただ座っているだけでスキー場へ辿り着きます。「できるだけ安く」「少しでもラクに」スノボ旅行へ行きたい方は、バスツアーを利用してみてはいかがでしょうか?

「どこにする?」スキー場とバスの決め手は?

バスツアーを利用して、少しでも手ごろな価格でスノボへ行こう!そう決めたら、次はゲレンデ選びです。好きなスキー場があれば、そこへ行くツアーを探すといいでしょう。特別行きたいスキー場が無い場合は、ゲレンデ滞在時間やツアー内容をチェックすることをおすすめします。滞在時間が長ければ、それだけ長時間スノボを楽しむことができますよ。
たとえば、トラベルロードの関東発バスツアーでは、新潟や長野のスキー場が揃っています。実際にどのようなスケジュールになっているのでしょうか。ご紹介するプランの到着時間は、あくまで目安です。道路状況によって前後しますこと、ご了承ください。また、料金は利用時期によって金額が違いますので、HPでご確認くださいね。
日本屈指のビッグゲレンデ「苗場スキー場」は、朝6時50分に新宿集合で11時ごろ到着、フリーで過ごし、17時45分に出発して21時30分ごろ新宿到着の予定です。日曜日は道の混雑が予想されるため、17時15分にスキー場を出発します。ゲレンデ滞在時間は平日で約6.5時間、日曜は約6時間となっています。料金はリフト1日券付きでレンタル無し大人1人10,500円から、レンタル付きで大人1人11,000円から。レンタル付きはボードセットとウエアのレンタルが含まれています。グローブとゴーグル、帽子もそれぞれ通常の300円引きで借りることができますよ。
一方、多彩なアイテムを揃えたパークと2つのハーフパイプがある人気ゲレンデ、長野県の「X-JAM高井富士&よませ」は、朝6時40分新宿集合で11時55分ごろ到着、17時15分出発で21時30分ごろ新宿到着予定です。日曜は16時45分にスキー場を出発します。ゲレンデ滞在時間は平日約5.5時間、日曜は約5時間です。こちらも料金はリフト1日券付きで、レンタル無しのプランは大人1人7,800円から、レンタル付きで大人1人8,300円からとなっています。レンタル付きはボードセットとウエアが借りられ、小物は各300円引きです。
全体的に、新潟エリアは6時間から7時間、長野エリアは5時間から6.5時間滞在できるスケジュールですね。お昼前に到着して、午後いっぱい滑られるイメージです。たとえば「苗場スキー場」でリフト1日券を購入すると大人1人5,200円かかります。ところがバスツアーを利用すると、一番安い時期でバス代とリフト1日券、レンタル料金込みで11,000円なんです!とってもお得ですよね。

夜出発のバスツアーなら1日いっぱい楽しめる

続いて、夜出発のバスツアーのご紹介です。夜行便のメリットは、寝ている間に移動して朝から滑ることが可能なこと!時間を有効に使うことができます。トラベルロードの夜出発バスツアーで、どのくらいスキー場に滞在できるのか、確認してみましょう。こちらも一例で、道路状況や利用する日によって時間や料金が変わること、ご了承ください。詳しくはHPに記載されています。

トラベルロードでスキーツアー・スノボツアーを探す

まず、東京ドーム約214個分の広大な敷地にスノーパークやハーフパイプが常設されている新潟県「上越国際スキー場」の場合、22時10分に新宿集合、7時20分ごろスキー場へ到着、17時25分に出発して21時30分ごろ新宿に到着する予定です。日曜は道路の混雑状況を考え、16時55分に出発します。リフトは朝8時から動きますので、それまでにトイレや着替えを済ませましょう。ゲレンデ滞在時間は平日約10時間、日曜約9.5時間です。料金はリフト1日券、ソフトドリンク券が付いて、レンタル無し大人1人10,800円から、レンタル付きで11,300円から。レンタルはボードセットとウエアが付いています。

上越国際スキー場のスキーツアー・スノボツアーを探す

さらに、初心者のステップアップから上級者まで楽しめるスノーパークが魅力の新潟県「舞子スノーリゾート」なら、リフト券だけでなく「日帰りスキーセンタースパ」の入浴割引券と指定のレストランで使えるお食事500円券もセットになっています。「日帰りスキーセンター」はバスの発着地にもなっており、広い畳の休憩室やロッカー、お土産屋さんなどが入った「拠点」にピッタリの建物です。スキー場に到着後、リフトの運航が始まる8時30分まで約1時間半の余裕があるので、バスで座りっぱなしだった体を伸ばしたり、日焼け止めを塗ったりとしっかりコンディションを整えることができます。ツアーでは22時10分に新宿集合、7時ころ到着、17時35分に出発して21時30分ごろ新宿に到着する予定です。日曜は17時05分出発予定になっており、平日の滞在時間は約10.5時間、日曜は約10時間。リフト1日券とサービスチケットが付いて、レンタル無し大人1人9,300円から、ボードセットとウエアのレンタル付きで14,000円からとなっています。朝出発のツアーでは平日の滞在時間が約7時間ですから、この3.5時間は大きいですよね!その分たくさん滑ることができますし、温泉に入ってお土産を買う時間を作ることもできます。しかも、「舞子スノーリゾート」のリフト1日券は、大人1人5,000円です。レンタル料金も「日帰りスキーセンター」の「BRAND VIKING」を利用すると、ボードセットとウエアの1日レンタルで大人1人7,000円!リフトとレンタルだけで12,000円のところ、バスツアーでは利用する時期によって14,000円から17,000円で利用できちゃうんです。

舞子スノーリゾートのスキーツアー・スノボツアーを探す

バスツアーの時、あると便利なものや注意すること

スキー場へはいろんな行き方や割引クーポンが出ていますが、やっぱり一番安くラクチンに行けるのはバスツアーですね。電車のように移動や乗り換えの苦労も無く、駅から離れているゲレンデもバスツアーなら乗り換え無しで行くことができます。車のように運転疲れもありません。そんなバスツアーですが、持参するとより快適になるもの、忘れないよう注意するものがあります。
まず、服装について。バスはトイレ休憩以外、基本止まりません。座りっぱなしで過ごすことになります。スキー場に着いてから着替えることも考慮して、スウェットやウエストゴムのロングスカートなどおなか回りがラクな服装が良いでしょう。特に夜出発のバスでは、睡眠をしっかりとらないとゲレンデを楽しめません。アイマスクや耳栓、イヤホンを使ったり、パーカーのフードをかぶったりするだけでも、眠りやすさは違いますよ。バスの中は暖房が効いているので、気軽に羽織ったり脱いだりできるパーカーは便利アイテムの一つです。マスク着用が基本の今、乾燥対策にスプレータイプの化粧水やリップクリームもおすすめです。

そして、ゲレンデで必ず持っていた方が良いのが、モバイルバッテリーと保険証です。スマホもケータイ電話も寒いとあっという間に電池を消耗します。写真を撮っているうちに充電切れ!なんて悲しいことにならないためにも、ぜひ持ち歩いてください。特にゲレンデに出ている時、連絡が取れる状況にあることは大切です。保険証は、万が一ケガをして病院にかかる時に必要となってきます。持っていないと保険無しで全額支払いをし、後日提出して返金というかたちになってしまいます。支払いにクレジットカードの使えない病院も多いですし、近くにATMがあるとは限りません。身を守る「保険」として、持ち歩くことをおすすめします。
さらに汗や雪で濡れた髪を拭くタオルや日焼け止め、酔い止めと鎮痛剤、濡れたものを入れて帰るビニール袋にネックピローなど、挙げ始めるとキリがありませんが、意外とあると嬉しいアイテムが「飴」です。バスの中で気分転換やのどを潤すことができ、ゲレンデでも気軽に口に含むことができます。ゲレンデでは寒さも相まって、思っている以上に体力を消耗しています。飴やチョコレートなど、簡単に摂取できるものを持っていると違いますよ。バスの中での飲食は、禁止されていませんが「常識の範囲でマナーを守って」となっています。においや音の少ない軽食やシリアルバーがあると、空腹にも困りません。「荷物は極力減らしたい!」という方も、最低限の必需品と快適に過ごすためのアイテムは持っていく方が良いですよ。バスの時間が快適だと、ゲレンデはもちろん、帰宅してからも疲れ方が違います。

この冬はバスツアーでスノボ旅行へ行こう!

ここまで、格安でスノボ旅行へ行くならバスツアーが一番!とお話してきました。初めてのバスツアーだと「長時間の移動が苦痛ではないか」「夜行バスで眠れるかしら」と不安に思う方もいらっしゃると思います。実際に参加してみると、「次もバスツアーで」と考える人が多いですよ。ネックピローなどで姿勢を整えれば、体の疲れも少なく眠れます。人の動きや話し声が気になる方は、アイマスクと耳栓、イヤホンなどを使うと軽減されます。なによりも、かかった経費とゲレンデでの楽しさが心に残り、「またバスツアーで手軽にスノボへ行こう!」となるでしょう。個人でグループ全員のリフト券を手配、新幹線のチケット代、ガソリン代などを考えると、バスツアーはとってもお得です。しかも一括でツアー会社が手配してくれるので、誰かがあちこち連絡して苦労することもありません。ここにスノボセットとウエアのレンタル代を追加して計算すると、さらにお得なことを実感できます。スキー場によっては、日帰り入浴の割引券などがセットになっていることもありますよ。この冬はぜひ、バスツアーでスノボを楽しみましょう!

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SKIPIN 編集部

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