スキーツアー・スノボツアーを探す 日帰りでスキー・スノボに行く計画を立てる時、どれくらいの予算がかかるのか心配になりますよね。この記事では、どうすればお得に楽しめるのか、どれくらいの予算を準備しておけばいいのか具体的にご紹介していきます。交通手段によっても大きく差が出ますので、メリット・デメリットを考慮して選ぶと良いでしょう。ロッカーや食事代についても紹介していきますので、この冬のお出かけの参考にしてくださいね。

今年は「斑尾高原スキー場」に日帰りで行こうと思ってるんだ~!

そうなんだ!フリーで行くの?それともツアーで行くの?

う~ん、まだ決めてないんだよね~。なるべく安く、疲れない方法で行きたいなぁ。

どんな手段で行くのがお得か色々比べてみようか。

うん、それがいいね。ウェアやスノボセットのレンタルも必要だから、どれくらいの予算が必要なのか分かれば助かるなぁ。

よーし!せっかくだからトータルの費用も算出してみよう!

まずは日帰りでスキー場に行く手段を考えよう!

日帰りでスキー場に行くには、「自力で行く」もしくは「ツアーに参加する」の二つの方法があります。費用は出発地や目的地により異なりますが、今回は東京から長野県の「斑尾高原スキー場」まで行く場合を例にとってみます。まずは自力で行く場合を見ていきましょう!費用は参考としてくださいね。

■車で行く場合

【経路】練馬IC→関越自動車道→藤岡JCT→上信越自動車道→豊田飯山IC→国道97号線・117号線経由
【所要時間】約3時間
【費用】片道5700円×2=往復1台11,400円(普通車・ETC割引などは考慮していません) 日帰り用駐車場無料

<メリット・デメリット>

車で行くメリットは、なんといっても荷物の移動などの手間がいらないこと!家からゲレンデまで直行できるので楽チンです。小さいお子さんが騒いだりぐずったりしても大丈夫。自分たちのペースで寄り道ができるのも魅力です。また、出発時間も帰宅時間も自由なので、早朝出発・深夜帰宅にすれば、スキー場では長い時間滑ることができます。高速代やガソリン代を人数で割れば、割安な交通手段とも言えるでしょう。
一方デメリットは、運転手の負担が大きいことです。何人かで交代で運転できるなら良いのですが、ドライバーが1人の場合は危険かもしれません。慣れない雪道の運転で疲れますし、そもそもスキー・スノボでクタクタの帰り道は集中力が途切れそうで怖いですね。マイカーを持っていない場合、レンタカーの費用もかかり、割安にはならないこともあります。

■電車で行く場合

【経路】東京駅→北陸新幹線「はくたか」→飯山駅→コミュニティバス斑尾線
【所要時間】約3時間半(乗り換え時間含む)
【費用】片道:新幹線8,250円+バス500円~700円×2=1人17,500円~17,900円
※バスにより値段が異なります。

<メリット・デメリット>

メリットは、運転する必要がないので、お酒を飲みながらのんびり旅気分を楽しめるところ。また新幹線はおおむね時間通りに運行されるので、1日の予定も立てやすいのも良いところですね。

一方デメリットですが、ウェアやボードなど持参する場合は、大荷物を持っての移動になるので、乗り換えなどなかなか大変でしょう。また1人1人に運賃がかかるので、費用はかなり高くなります。

続いて、「ツアーで行く」場合を見てみましょう。

■夜行バスツアー

【経路】新宿駅周辺→車中泊→斑尾高原スキー場
【所要時間】約8時間
【費用】リフト券・レンタル(スキー・ボード・ウェア)付
日によって異なりますが、1人10,500円~

<メリット・デメリット>

メリットは、夜発なのでお仕事や学校が終わってからの出発もOKなところ!車中でゆっくり寝て朝到着するので、時間を有効に使えます。また運転も不要なので、ゲレンデでビールを飲めるのも嬉しいですね。レンタルやリフト券がついているので、トータルすると割安で行くことができます。

デメリットは乗車時間が長いことや、バスでは寝られない方は睡眠不足で体調万全とはいかない可能性があること。キャンセルした場合には、キャンセル料がかかることもあります。また自分たちのペースで休憩したり、寄り道したりはできないので、しっかり乗り込む前に準備が必要です。

他にも、朝発のバスツアーや新幹線利用の日帰りツアーもありますよ。

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現地でのレンタルやリフト券代の目安はこれくらい!

レンタルやリフト券は、現地で借りるとどれくらい費用がかかるのでしょうか。
例に見てみる、斑尾高原スキー場のリフト1日券代は以下の通りです。

<エリアパス>斑尾高原スキー場のみ
大人:5,500円/シニア・中高生 5,000円/小学生3,000円
※ナイター不可(別途、中高生以上2,000円、小学生1,000円)

<マウンテンパス>隣接するタングラムスキーサーカスも利用可
大人:6,000円/シニア・中高生 6,000円/小学生4,000円

■リフト券をお得に買うためには…事前に情報収集を!

斑尾高原スキー場の場合、通常でしたら別途ICカード保証料の500円が必要ですが、オンラインサイトで事前にパスを購入しておけば、500円を含んだお得な料金で購入することができます。

他にも、レディースデイやファミリーデイなど特定の日にお得な料金設定や、コンビニでの前売り券の販売、早割やクーポンなどが用意されているスキー場もあります。(すべてのスキー場にあるわけではありません)お目当てのスキー場が見つかったら、ホームページやスキー場情報サイトなどでチェックしてみるのがおすすめです!

次にレンタルについて考えてみましょう。かつては、レンタルといえば、ウェアはダサく、板は古くて状態も良くないといった印象がありましたが、現在は一流ブランドの最新モデルなど、しっかりとした質のカッコいいものが用意されていることがほとんどです。
用具は、多くの店でハイパフォーマンスモデルとスタンダードモデルが用意されています。ハイパフォーマンスは状況に応じて板を選びたい中上級者用モデルで、初中級者はスタンダードを選んでくださいね。

斑尾高原スキー場直営のレンタルショップ『白樺レンタル』の1日料金を参考に見てみましょう。スノボレンタルも同料金です。

■スタンダードスキー
セット: 5,000円(スキー板・ブーツ・ストック)
スキー板:4,000円
スキーブーツ:3,000円
ストック:500円

■キッズスキー
セット: 4,000円(スキー板・ブーツ・ストック)
スキー板:3,000円
スキーブーツ:2,000円
ストック:500円

■ウェア
大人用セット:3,000円(ジャケット・パンツ)
子供用セット:3,000円(ジャケット・パンツ)
ヘルメット:1000円

ここでは、小物のレンタルはありませんので、グローブや帽子、ゴーグルは予め購入しておくか、こちらのショップ内で購入する必要があります。レンタルは荷物が少なく出発できますし、初期費用がかからないので気軽に利用できますが、全てレンタルで賄うと結構な金額になることがわかります。お店にもよりますが、1日8,000円~1万円程度が必要でしょう。バスツアーで来る場合には、料金にレンタルが含まれている、もしくは格安で借りられることがほとんどですので、用具を持っていない方はそういったツアーに参加するのがお得ですね。

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その他に、食事代など現地で使うお金の予算も考えよう!

食事代

リフト券やレンタル代の他に、必ずかかるのは食事代です。ゲレンデの食事、いわゆる「ゲレ食」が楽しみの一つだという方も多いかと思います。今や人気のゲレンデには、数多くのレストランが立ち並んでいたり、ファーストフード店やカフェもあったりと様々なゲレ食が楽しめるようになっています。ゲレ食は、一般的なレストランよりは若干高めの料金設定だと感じることが多いと思います。カレーやラーメン、定食のような定番メニューに加えて、最近では本格的な窯焼きピッツアや手作りのハンバーガー、焼きカレーやスンドゥブ、信州サーモン丼など、魅力的なゲレ食も楽しむことができますよ。

もちろん食べるものや量にもよりますが、ランチでしたら1,000円~1,500円程度は必要です。たくさん食べる方はもう少し必要な方もいるでしょう。その他にも休憩時に欲しくなる温かいドリンク代やスイーツ代も必要かもしれません。せっかくのゲレ食を楽しめるよう、少し多めに用意しておきましょう。他にも状況によっては、早朝着の場合の朝食代や帰り道で食べる夕食代も必要ですね。安く済ませたいなら、コンビニや地元のスーパー、サービスエリアなどを上手に活用すれば良いでしょう。

ロッカー代

日帰りの場合は、日帰りセンターなどの更衣室を利用して着替えることになるので、ロッカーに荷物を入れておく必要があるでしょう。ただ車で行く場合は、駐車場が近ければ車に置いておくこともできるかもしれません。ロッカーのサイズや数はスキー場により異なりますが、概ね下記が目安です。

・手荷物と服、靴など最低限の物だけを入れるサイズ: 200~300円
・小さめのキャリーバッグも入るサイズ: 300~500円
・かなり大きなスーツケースも入るサイズ: 500~800円

大きなロッカーがある場合、複数人で一緒に使うのも割安にあげるポイントですね。

日帰り温泉代

スキー・スノボで冷えた身体を温めたいから温泉に入って帰りたい、という方も多いでしょう。日帰り温泉がスキー場に併設している場合もありますし、近隣のホテルや温泉街を利用するケースもあります。入浴代は少々高めに設定されていることが多いので、600円~1,000円程度は用意しておきましょう。地元の方も使うような温泉が近くにあれば300円程度で入れる場合もありますので、探してみるのもいいですね。

スクール

全くの初心者の方やレベルアップしたいと考える方は、スクールレッスンを受けることもあるかと思います。レッスンの相場も見てみましょう。斑尾高原スキー場にある『斑尾スポーツアカデミー』の料金を参考にします。(スキー/スノーボード同料金)

■グループレッスン 半日(2時間)
初中級 4,500円
上級  5,500円
キッズ 5,500円

■グループレッスン 1日(4時間)
初中級 6,000円
上級  7,000円
キッズ 8,000円

■プライベートレッスン
1~3名グループ 半日(2時間)18,000円、1日(4時間)25,000円
4~6名グループ 半日(2時間)22,000円、1日(4時間)28,000円

グループレッスンとプライベートレッスンでは、かなり金額に差がありますね。参加しようかと考えている人は参考にしてください!

個人で行くと結構かかる!ツアーがおすすめです。

ここまで日帰りスキーで必要な費用の目安をお伝えしてきました。個人で行くのは時間に縛られず自由に楽しめる反面、リフト券やレンタル代を考えると、予算は高めになります。

■個人手配
東京から斑尾高原スキー場まで普通自動者に4人乗りで行くと想定すると…
最低でも2万円はかかりそうです。

・高速代とガソリン代で1人4,000~5,000程度
・スノボセットとウェアのレンタル代 1人8,400円
・リフト代 5,000円~5,500円
・飲食代 1人3,000円~5,000円程度
・その他(温泉やロッカー代)1人1,000円~2,000円程度
合計20,400円~25,900円程度

■ツアーに参加
時期にもよりますが14,000円程度から行くことができそうです。

・ツアー代 10,000円~程度(主催会社・日程により異なります)
※用具レンタルやリフト券含む
・飲食代 1人3,000円~5,000円程度
・その他(温泉やロッカー代)1人1,000円~2,000円程度

レンタルを利用する場合は、ツアーが断然お得と言えそうです。あくまで参考料金ですので、実際に行く際は、ご自身で費用を計算してみてくださいね。

日帰りスキー・スノボでかかる費用についてまとめ!

ここまで日帰りでスキー・スノボを楽しむのに必要な予算について見てきました。食費はゲレ食を楽しむことを基本とした予算になっているので、自宅から持参するかコンビニ食にすればかなり削れますし、日帰り温泉など必要ない!という場合はもう少し少ない予算でも行けるでしょう。予算は高くなったとしても個人で行けば、時間の自由がきくので滑る時間もたくさん確保できるというメリットもありますし、道中もわいわい楽しみたい方にはそれもおすすめです。メリット・デメリットをよく考えて、この冬は日帰りでもスキー・スノボをたくさん楽しんでくださいね!

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SKIPIN 編集部

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